坐骨神経痛に似た多発性神経炎
多発性神経炎は坐骨神経痛の原因である腰部脊柱管狭窄症と似た神経障害の症状が現れますが、全く違う病気です。安易に考えないで医師の診断を受けるようにしましょう。
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多発性神経炎について
多発性神経炎とは手足の末梢神経に何らかの原因で多発的に炎症が生じ、坐骨神経痛などの痛みやしびれ、筋力低下などの神経的な障害が生じる症状のことです。
多発性神経炎の原因
多発性神経炎が発症する要因はすべて解明されているわけではありませんが、原因が特定されると症状が改善される可能性が高くなります。主に糖尿病、ビタミン欠乏症、関節リウマチなどの結合組織病(膠原病)による自己免疫疾患、長期間に及ぶアルコール摂取などが多いようです。またギラン・バレー症候群、悪性腫瘍、重金属や有機溶剤中毒、尿毒症なども考えられます。
多発性神経炎と腰部脊柱管狭窄症
多発性神経炎では膝から下に痛みが出ることが多いため腰部脊柱管狭窄症による坐骨神経痛と勘違いしやすいですが、全く違います。なお腰部脊柱管狭窄症と多発性神経炎が合併した症状を抱えるケースもあり、特に糖尿病を患っている場合はかなり強い痛みを伴う坐骨神経痛が起こることがあります。
慢性炎症性脱髄性多発神経炎は難病
1週以内で発病する急性炎症性脱髄性多発神経炎(ギラン・バレー症候群)は半年から1年以内に回復することが多いですが、慢性炎症性脱髄性多発神経炎は難病指定されています。現在治療は公費対象です。主な治療方法として、副腎皮質ステロイド療法、免疫グロブリン静脈内投与療法、血漿交換療法、免疫抑制剤があります。
検査と診断
体の異変を感じたら、スグに病院で診察してもらいましょう。検査や原因の特定に時間が掛かるかもしれませんが、坐骨神経痛だからと安易に考えていると、病気の進行とともに大変なことになりかねません。
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