坐骨神経痛どころではない化膿性脊椎炎・脊椎カリエス(結核性脊椎炎)
坐骨神経痛や腰痛だと思って放置すると大変なことになる化膿性脊椎炎や脊椎カリエス(結核性脊椎炎)は椎間板や骨を破壊し、身動きが取れないほどの痛みに発展するだけでなく、全身に影響を及ぼします。
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化膿性脊椎炎・脊椎カリエスについて
化膿性脊椎炎とは細菌によって頚椎、胸椎、腰椎に化膿性の炎症をおこすとても怖い病気です。化膿性脊椎炎は頚椎、胸椎、腰椎のどこでも発症する可能性がありますが、特に腰椎で発症することが多く、その場合は腰痛と共に坐骨神経痛と似た症状が出ることがあります。しかしながらただの腰痛や坐骨神経痛に留まることなく、背中から腰に掛けて身動きが取れないほどの激痛を感じるようになります。
化膿性脊椎炎と脊椎カリエスの違いは?
化膿性脊椎炎は主に黄色ブドウ球菌によるものが多いのですが、結核菌によって化膿性脊椎炎が発症した場合は病巣が起こりやすい位置や病状などの傾向が異なるため脊椎カリエスまたは結核性脊髄炎と呼ばれ区別されています。化膿性脊椎炎を起こす黄色ブドウ球菌などの細菌は骨や椎間板を中心に破壊していきますが、人間の身体は細菌に感染した椎間板のひとつに対して周囲に骨を固め狭い場所に細菌を封じ込める形で細菌に抵抗します。これに比べて結核菌による脊椎カリエス(結核性脊髄炎)場合は黄色ブドウ球菌のように結核菌に対して人間の抵抗力が弱いため発症したひとつの椎間板で食い止めることができず2つめ、3つめの椎間板まで破壊されていきます。その結果、いくつもの椎間板が潰され身長が縮みます。
化膿性脊椎炎・脊椎カリエスは早期治療が必須
化膿性脊椎炎・脊椎カリエス共に、とにかく早期治療が必要で、病状が進行すると薬物療法だけではどうにもならず手術が必要になります。特に細菌が骨を破壊した残骸(膿など)が溜まり神経を圧迫することもあるので、その場合は手術によって取り除く処置がとられます。
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